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【第12話(最終回)】未来へのバトンタッチ ― きれいな水は、僕たちの手で

PFAS会話
水彩絵の具さん
見て、博士! 川の水がキラキラ光っていて、とってもきれい。

私、この景色をずっと守っていきたいわ。女の子として、みんなを彩る「色」が、いつまでもこの透明な水の中で輝き続けてほしいもの。
アスファルト君
ボクもだよ。

道路としてみんなを支えるボクが、実はボクを削る時の泥水を通じて、命の設計図であるDNAを傷つける多環芳香族炭化水素(PAH)やPFOS・PFOAを広めていたなんて……。

そんな「負の遺産」、ボクたちの代で終わりにしなきゃね!
みず博士
ほっほっほ、二人とも立派になったのう。

科学の進歩でこれからまた新しい悪い物質が見つかるかもしれん。

じゃが、「今、有害だとわかっているもの」を確実に止めることが、100年後の子供たちへの何よりの贈り物になるんじゃよ。
水彩絵の具さん
私の体から溶け出す BPA(ビスフェノールA)が、赤ちゃんの成長や健康を脅かすリスクがあることもわかったわ。

だからこそ、学校や現場で使った後の水をそのまま排水口に流すのではなく、バケツ一杯からでも「イオンリアクション」で浄化して、毒を吸着・分離する。

このひと手間が、未来を救うのね。
アスファルト君
そうだね。

ボクたちの泥から取り除いた毒の塊も、1100度以上の高温で焼けば完全に分解されて、1400℃以上で焼成処理すれば建設リサイクルでまたセメントの材料として新しく生まれ変われるんだから!
※本連載の内容は、一般社団法人 日本環境創生協会の調査・研究に基づく独自の見解です。